こんにちは(*・ω・)ノ

ファミリアクロニクルepisodeリューに続いての第2弾。
とは言ってもepisodeリューからはもう2,3年くらい間があいていますが。
シリーズ化するのでしょうか?


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ファミリアクロニクル episode フレイヤ


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登場人物
フレイヤ
 都市最大派閥の主神
 たまに『伴侶』を探し求めて、ふらりと旅に出て行こうとする『発作』を起こす。
 同位の存在にも及ぶ『魅了』の威力は圧倒的で、神々と怪物を除けば、全て一瞬で
 下界の万物を『虜』にしてのける。傾国の美女ならぬ『統世の魔女』

オッタル【猛者】
 迷宮都市『最強』のLv7
 フレイヤファミリアの団長
 主神の従者に任命されている猪人

アレン・フローメル【女神の戦車】
 迷宮都市『最速』の第一級冒険者
 猫人 Lv6 小柄な体に反して暴力的な気配を秘めている。
 砂地では加速が凄まじき風を生み、結果として砂嵐と化す。

ヘディン・セルランド【白妖の魔杖】
 フレイヤも信を置く英明な魔法剣士 エルフ Lv6
 透き通るような白い肌に金髪
 参謀の役割を担い指揮を執ることがある。

ヘグニ・ラグナール【黒妖の魔剣】
 ヘディンの宿敵でもある残念系黒妖精 Lv6
 褐色の肌に薄紫にも見える銀髪
 口下手なあまり言葉の表現を見事にこじらせている。
 不気味な笑いは緊張で顔が引きつっているだけ。
 精神的負荷が限界に近づくと【ダインスレイヴ】を使う。
 使用後のヘグニはヘディン曰く『同胞の中でも白兵戦最強の糞妖精』

アルフリッグ・ガリバー【炎金の四戦士】
 小人族にしてLv5に至った戦士
 四兄弟一の苦労人 凶暴な弟達の手綱を任された男。

ガリバー四兄弟【炎金の四戦士】
 長男アルフリッグ(槍)、次男ドヴァリン(大槌)
 三男ベーリング(大戦斧)、四男グレール(大剣)
 彼らの連携は迷宮都市随一と言わしめるほど。
 『たった四人で行う画期的な包囲滅殺陣』として後の歴史に刻み込まれることに。

ヘルン
 フレイヤお付きの女性団員

ロイマン・マルディール
 ギルド長 老神【ウラノス】に内緒にしている汚職がある。

ボフマン・ファズール
 商人。恰幅のいいヒューマン
 商人としては有能だが喋り方と笑い方にはイラッとさせられる。
 ガリバー四兄弟から『矯正』を、後に八人から『調教』を喰らうことに。

ロッゾ
 奴隷市場で顔役を務めている奴隷商。商人四天王で最弱?

アリィ(アラム・ラザ・シャルザード)
 リオードの町で女神の目に止まった少女。
 『神への拝礼』や『神の尋問』に対する有効な手段を知っており
 『威風』が違うことからもシャルザードの王子ならぬ『王女』であることが明確に。
 解放を約束されるものの路銀や『恩』を理由に渋々フレイヤの同伴を認めることに。
 王子としての自分に疑念を持っている。
 『戦盤』の腕はシャルザードの王宮一

ナァーゾ
 昼間から豪遊できるほどの豪商。商人四天王の一人。
 フレイヤと『戦盤』を指し、財布を差し出すことになる。

ゴーザ
 ワルサ軍の総指揮を務める大将
 歴戦の砂漠の戦士と言わんばかりの風貌。
 ラシャプは国を滅ぼす疫病の類に違いないと確信している。

ラシャプ
 【ラシャプ・ファミリア】の主神。
 黒の長髪を結わえた小柄の男神。先の尖った帽子を被っている。
 悪戯に戦火を広げる愉快神。

ダグラス
 国境の隠し砦で虐殺されていたシャルザードの将校。

マルザナ
 ラシャプの眷属。兵を率いて隠し砦を焼いた『手練れ』と同一人物。Lv2
 『リオードの町』を焼いた襲撃者の一人。
 『魅了』により喉仏に押した杖から魔法を発動させ自害。

ジャファール
 アリィの右腕であり、最も信を置く老将

シール
 ラシャプ・ファミリアの団長 エルフ
 Lv4の呪術師で魔剣を両手に携えている。
 『呪詛』【ハル・レシェフ】を用いて幾度となく自分より強い戦士を葬ってきた。

オルカス・グリューン
 ワルサ軍の将軍
 陣形の最後方に位置する予備部隊の指揮者。
 『シンドの戦い』の数少ない生き残りであり後に著名な史実家となる。

イーザ
 ラシャプ・ファミリア唯一の調教師。



CONTENTS
・アリィと8人の眷属

・最強の起源

・それぞれの昔日


キーワード
魔法大国【アルテナ】
 完全なる『魔法至上主義』
 魔導士や魔術師による強い選民思想を持ち『魔法こそ全て』と堂々と掲げている。
 万人が『魔力』によって生活を営んでいるとも、住民の大半はエルフが占めるとも
 まことしやかに囁かれている。
 強大な魔導士を抱えるオラリオを一方的に目の敵にしている。

砂海の船【デザート・シップ】
 魔法大国製の船。何十人もの魔術師の手で生産された世界初の『砂漠専用』の船。
 動力は魔力によるもので船底にある複数の水晶球に魔力を流し込む作りの魔船。
 言わば巨大な魔道具

リオードの町
 イスラファンという国に属する商人の町。
 国境近く(西カイオス側)に存在しオアシスを中心に栄えている。
 多くの国に囲まれた西方砂漠の中心地帯に存在している。
 町の規模こそ大きいと呼べるものではないがオアシスの恩恵もあって
 人が集まりやすい場所で交易の要所と言っても過言ではない。

カイオス砂漠
 中央を縦断する巨大な『ニレ川』を境に東西に分かれている。

シャルザード
 イスラファンの北に位置する王国。
 『ワルサ』の軍勢にまるで歯が立たず、王都は陥落、国内も蹂躙された。
 逃げのびた王子を擁して、今も各地で抗戦を続けている。

ワルサ
 イスラファンの東に位置する王国。
 近年、強大な傭兵系のファミリアを軍部に引き入れ
 隣国である『シャルザード』に一方的に開戦を言い渡した。

オアシスの屋敷
 大オアシスの中央の島に立つ建物で、『リオードの町』の中でも最も大きい。
 町一番の豪商だけが住むことを許される豪邸。

戦盤【ハルヴァン】
 カイオス砂漠圏では主流と言える盤上遊戯の一つで、チェスや将棋にあたるもの。

セラン
 シャルザード北方
 精強な第一師団がワルサ兵を押し返そうとしていたが全滅。
 
ラシャプ・ファミリア
 残虐非道でラシャプの眷属が通った道は二度と緑が生まれえぬほどに蹂躙される。
 セランの兵を丸ごと皆殺しに・・・・・・。
 アラム王子の捜索を口実にイスラファンを攻めることに。

ガズーブの荒原
 シャルザード、イスラファン、ワルサの国境が交わる岩石砂漠地帯。

シンドの砂原
 『ガズーブの荒原』に隣接する純粋な砂砂漠。
 決戦の地であるガズーブを包み込むように広がっている。

ディザリア
 長い刀身と妖精の大聖樹の柄を持つ長刀。
 優れた長柄武器であると同時に、魔法効果を増幅する『杖』の側面を持つ
 ヘディンの第一等級武装。

ヴィクティム・アビス
 切っ先が雷のごとき形状を取る漆黒の刃の第一等級武装。
 ヘグニ唯一の得物であり、彼が心を許す戦友。
 とある呪術師が製作に関わった特殊武装【スペリオルズ】でもあり『体力と引き換えに
 斬撃範囲を拡張する』という生粋の殺戮属性を謳う呪剣【カースウェポン】。

ダインスレイヴ
 希少魔法【レア・マジック】に数えられ、その効果は『人格改変』
 気弱で緊張しいのヘグニが『戦士』になるための儀式にして鍵となる魔法。

最愛の悪疫【ハル・レシェフ】
 幻覚系の呪詛
 相手の秘めたる記憶を再生し、心傷を抉るがごとく暴力的な『悪疫』をもたらす呪い。

紅の鞭
 闇派閥と交渉し手に入れた魔道具
 先端に宝玉が嵌められていて首輪とセット。

バジリスク
 モンスターの中でも最強の種族、『竜種』に区分される『大蛇』
 火を吐き、更に石化のごとき『麻痺毒』をまき散らす。
 ラシャプの『切り札』

熱砂の禍乱
 シャルザードとワルサ、イスラファンを巻き込んだ一連の戦い。


 

アリィと8人の眷属
主神の『発作』が始まり、本拠『戦いの野』の円卓の間に集う8人。
主神が置き手紙を残して・・・・・・。

フレイヤが向かったのは広大な砂漠世界。大海原と対極の『カイオス砂漠』
ファズール商会の『砂海の船』で進む道すがら、眷属達も追いつくことに。

辿り着いたのは『リオードの町』。眷属達は姿を現さず即応可能な位置に。
多くの露店が並ぶ市場【バザール】。そこには戦争の名残で多くの奴隷の姿が・・・・・・。
奴隷達の中に『輝き』を捉えたフレイヤはその少女を求め奴隷達全てを買うことに。
『オアシスの屋敷』を手に入れたフレイヤは元奴隷達に施しを与える一方で、
アリィには尋問のあと『恩』を返すことを条件に解放を約束し、
その『恩』を盾にアリィに同行することを認めさせた。

路銀を調達しイスラファンとシャルザードの国境にある隠し砦へ向かうことに。
道中、『王』としての差を突き付けられたアリィはフレイヤに悩みを告白することに。

『リオードの町』を出発して三日目の夜、国境の隠し砦に辿り着くが、そこには
虐殺されたシャルザード兵達と残された血文字『最初の見せしめはリオード』が。

女神を横抱きにする猪人と右肩に少女を背負う猫人、それに付随する第一級冒険者達。
三日かかった行程を僅か数時間で走破し、夜が明けないうちに『リオードの町』へ。
それでも遅く、既に『リオードの町』は燃えていた。
フレイヤの神意に従い『私のもの』に手を出した全ての敵兵が自害する姿を見た
アリィは、この町に来て一度も『魅了』を使ってなかったことを知ることに。
アリィは『戦盤』で勝利し不可能を覆す『下界の可能性』をフレイヤに示した。
8人の仮初の主となったアリィは、ヘディンの指揮で前哨戦を開始する。

5K圏内のワルサ兵をヘグニ、ガリバー四兄弟で一掃し、追い立てられリオードへ来た
ワルサ兵をアレンとオッタルが薙ぎ払い、最後はアリィの『リオードの演説』。
『リオードの演説』により商人が動き、各所にいるシャルザード兵達、ワルサ軍が
決戦の地『ガズーブ』へ集結していくことに。

『ガズーブ荒原』に集結している二万のシャルザード兵を餌に『シンドの砂原』で
『八人の眷属』による八万の軍を相手取る『蹂躙』が始まる。

両翼、正面の部隊が瓦解し、ラシャプの『切り札』を両断しシャルザードを解放。
アリィに選ばせずにフレイヤと八人の眷属が立ち去り『熱砂の禍乱』が終わる。

カイオス砂漠からオラリオに戻り、暇を持て余すフレイヤ。
下界でも伴侶とは出会えないのか、そう諦めかけた時見つけ出したのは?



最強の起源
フレイヤの許しを得て階層主討伐のため、ダンジョン37階層を目指すオッタル。
アッサリと『中層』を踏破し、28階層への連絡路に現れたのは六人の第一級冒険者
アレン、ガリバー四兄弟、ヘグニ。彼らの目的とは?

未熟だったオッタルの前に現れる若かりし頃の『ミア・グラント』や
都市最強だった男神『ゼウス』と女神『ヘラ』の眷属、Lv8やLv9が登場する
回想が半分ぐらい占める短編。

オッタルの目的は『黒大剣』を使う階層主『ウダイオス』の撃破。
最後は己のたった一つの魔法『ヒルディス・ヴィーニ』で粉砕し目的を完遂。
主神の元に戻り、希少素材『ウダイオスの黒剣』から作り出された第一等級武装を
掲げ拝名を望みフレイヤから『覇光の剣』と名付けられた。
未だ『最強』に至らない武人は構えた黒大剣に誓いを立てるのだった。

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オッタル
 17歳の時点で絶対的な副団長に上り詰め、能力はLv5に。

ミア・グラント
 元団長 ドワーフ オッタルとは年が二十以上離れている。
 若かりし頃は可愛らしくも美しく『美の神』の眷属に相応しい容姿を持っていた。
 とある街で酒場を営んでいて勧誘を受けて入団する羽目になったらしく
 『ファミリア』の中で唯一フレイヤのために戦わない眷属だった。



それぞれの昔日
『廃棄世界』に生きる力のない子猫と愚図な『妹』。
とある工業都市に生きる『幻の職人・巨匠【ガリバー】』と呼ばれる四兄弟。
『ヒャズニング』に生きる『戦王』として担がれていた繊細で傷付きやすい黒妖精。
『ヒャズニング』に生きる『理王』として讃えられていた暴君にして冷君の白妖精。
『貧民街【スラム】』に生きる『渇望』を抱き「あなたになりたい」と言う『シル』。
それぞれに手を差し伸べる女神。

どこかの酒場の造りを彷彿とさせる、まるで【ファミリア】の本拠【ホーム】の中に設けられたような充実した部屋で、少女は料理していた。
その迷走振りが窺えるほど、幾つもの食材は解体され、調理器具は焦げ付いていた。
「この修行の成果をもって、ベルさんに喜んでもらうんです!」
ヘルンは最後に声をかける。
「あの、気を付けてくださいませ・・・・・・シ、シル様・・・・・・」


感想
一つ目は【アリィと8人の眷族】。
300ページと収録されてるモノの中で一番長いです。
背景が分からないまま読み始めましたが、どうやらベルがオラリオに来る以前の物語。
登場するアリィが今の【フレイヤ・ファミリア】の団員の誰かの話かなあと思いながら
読んでいましたが、全く違ってました。
もっと違うものを期待していた反動かもしれませんが
個人的にはあまり面白くありませんでした。
印象に残ってるのは多少ヘディンとアレンが他より多く書かれていたくらいでしょうか。

二つ目は【最強の起源】。
短いですが、収録されているものの中で一番面白かったです。
タイトルどおりオッタル視点の物語。
『剣姫』が『ウダイオス』を単独撃破しLv.6に到達したあとの話。
特に目を引いたのは若かりし頃のオッタルの回想にある若き日の『ミア』とのやり取り。
そう、こういうのを期待してました。ミアの挿絵がなかったのは少し残念ですが。
全く苦戦せずにあっさり『ウダイオス』を撃破し完結。
あとはさすがに名前は出さないようですが、今はいないLv.8とLv.9の存在がちらほら。

三つめは【それぞれの昔日】
収録されているモノの中で一番短いです。
女神フレイヤとファミリアにいる八人の第一級冒険者のなれそめの話。
これをメインにもっと掘り下げて書いて欲しかったのですが、、、、、、
わずか30ページ弱。特にアレンとアーニャの話が読みたかったのですが残念(>_<)
個人的には最後にある見開き(上記に貼り付けてある画像)が一番
印象に残ることになりました。
Lv.8目前、、、、、、力と耐久がカンスト、こんなにステータス高かったんですね。m(__)m